なるみ

なぜ塩は食べ物を長持ちさせるのか

食べ物を美味しく食べるための味付けに、塩は欠かせないものです。

そして食べ物を美味しくする他に、塩には重要な役割もあります。

それが、食品を長持ちさせるというものです。

たとえば、食べ物を保存させる方法として昔から「塩漬け」があります。

食品には水分がありますが、それは細胞水(細胞の中にある水)と自由水(細胞と細胞の隙間にある水)に分かれます。

そして、食品を腐らせたり直中毒の原因となる細菌やウイルスはこの自由水の中でしか繁殖できません。

したがって、食品を塩に漬けたり塩を掛けたりすることで自由水を抜き出し細菌が繁殖できなくなれば長期間に亘って食べ物を保存することができるというわけです。

薬用効果もあるが摂り過ぎると高血圧になる恐れがある

塩には薬用効果もあり、それを利用したものとして塩分濃度の非常に高いイスラエルの死海の海水を利用した健康療法がよく知られています。

また子どもの時に海でケガをしたなら海水でよく洗ったのは、この塩による殺菌効果を期待してのものといえます。

このように塩は調味料として、また食べ物を保存させたり殺菌などの役割を持つものとして、人の生活に欠かせない存在となっています。

しかし、最近では塩分の取り過ぎによる高血圧などの成人病の増加が問題になっています。

なんであれ、適当な分量を摂取することが肝心ですね。