なるみ

冷蔵庫は魔法の箱ではありません!

冷蔵庫は食物を腐りにくくするといった保存のために欠かせないものです。

冷蔵庫のなかった時代では、塩に漬け込んだり酢で〆たり干して水分を少なくしたりといった方法で食べ物を少しでも長持ちできるような工夫が凝らされていました。

もちろん、手に入った食物はできるだけ早く食べるといった処置をしていたのは当然です。

今では冷蔵庫に保管することで食べ物は長持ちしますしある程度の保管もできるようになり、昔のような心配はいらなくなりました。

だからついつい安売りなどがあるとたくさん買い溜めしたり、料理をたくさん作って余った分を冷蔵庫で保管しているという人もいるかと思いますが、実はこれはあまりおススメできません。

確かに冷蔵庫内は室温よりも温度が低く食材に付着している菌が増えにくいので、腐敗菌の増殖を抑えることは可能です。

しかし、必ずしも菌の繁殖をなくしてしまうわけではありません。

冷蔵庫はあくまでも菌の繁殖を抑えているだけで殺菌力があるわけでなく、ある条件になれば冷蔵庫の中にあろうとも菌は増える可能性は残されているのです。

冷蔵庫の正しい使い方をしよう

例えば、冷蔵庫の開け閉めの際には多少なりとも冷蔵庫内の温度が上昇します。

特に食べ物の腐りやすい夏場には冷蔵庫の開け閉めが増えますから、低温度がしっかりと保てないこともでてくるわけです。

「すでに食材に菌がついているならいくら冷蔵庫で保存していても意味がないのじゃないか」と思う人もいるかもしれませんね。

でも、食中毒は菌の数がある一定量を超えたことで発祥するのです。

したがって低温で菌の数が増えなければ、少々の菌が付着していても体内に入っても胃酸で殺菌されるので大丈夫なのです。

その菌の数を増やさないのが、冷蔵庫本来の役目なのです。

菌の増えるような条件になれば、いくら冷蔵庫に保存してあっても食中毒になる危険性はあるというわけです。

冷蔵庫を過信することなく、適切な扱いや使用方法を守ることが必要であることを認識しましょう。

冷蔵庫は「魔法の箱」ではありませんよ。