なるみ

食中毒の原因は多数存在する

食中毒というと細菌やウイルスが原因とされがちですが、その他のものが理由で起こることもあります。

まず、農薬や添加物による食中毒です。

ただし、これらはかなりの量を摂取しない限り食中毒の症状を引き起こすことはありません。

したがって、残留農薬や添加物の入った食べ物を食べた場合、それらが無許可のものであったとしても急激な直中毒症状を起こすことはまずないと考えられます。

もしこれらが原因で食中毒症状が起こったならば、故意に混入させたことが疑われるので事件となり得るというわけです。

次に考えられるのが、油脂が酸化することで食中毒症状が出るというケースです。

動物性、植物性に関わらず、油脂は劣化すると酸化してしまします。

この酸化した油は身体に悪影響を与え、体内に取り込まれるとそれを排出するために飲食後すぐに嘔吐の症状を引き起こしてしまいます。

細菌性の食中毒に比べて症状の現れるのが早く、高齢者や子どもが発症しやすいのが特徴です。

油脂の酸化は長時間連続して加熱したり光に長時間さらされたり、金属との接触や水分の多い食材をたくさん使用することで進みやすくなります。

使用後は不純物を取り除いて空気に触れないように密閉することで、酸化を遅らせることができます。

自然の毒はかなり恐ろしい

また、自然の毒による食中毒もあります。

その代表的なものが、ふぐの毒やキノコの毒です。

フグの毒は下手をすると死に至るほどの猛毒です。

フグを調理する際にはきちんとフグを調理のための特別な調理師免許が必要で、免許を持たない人が調理をすると中毒を起こす起こさないにかかわらず罰せられます。

キノコの毒は天然のキノコを個人で採取して、誤って毒キノコを食べてしまうことが原因です。

見た目で毒キノコか食用キノコかを見極めるのはなかなか難しいので、必ず知識のある人と一緒に採りに行くべきです。

店で売っているキノコにはそんな問題は起こらないので、購入するほうが無難でしょう。